クラウンとは
一般的に、かぶせ物・差し歯と呼ばれているものです。
保険のクラウンでは、前から数えて6番目以降の歯は全て銀色のものになります。白い歯にしようと
すると、保険外となります。
最近では治療技術の多様化に伴い、様々なクラウンが存在します。それぞれ、長所、短所があります。
クラウンの種類
Ⅰ 保険のクラウン
①レジン前装冠
適応:前歯
長所:安価
短所:白いが、天然歯とはやや色が合いにくい。時間が経つと白い部分が変色する。
②銀歯
適応:奥歯
長所:安価、丈夫
短所:見た目が悪い。
③レジンジャケットクラウン
適応:前から4,5番目の歯
長所:安価
短所:白いが、天然歯とはやや色が合いにくい。時間が経つと白い部分が変色する。
割れることがある。
Ⅱ 保険外のクラウン
全てに共通の短所として、保険外なので高価です。
①メタルボンド (詳細はメタルボンドのページ)
適応:基本的に全ての歯
長所:審美性に優れ、変色しない。比較的強度がある。
短所:歯茎が下がると、金属が一部見えることがある。かけることがある。
②オールセラミッククラウン(詳細はオールセラミッククラウンのページ)
適応:歯ぎしりする人、奥歯は不向き
長所:審美性に最も優れ、変色しない。
短所:割れることがある。削る量がやや多い。
③ジルコニアクラウン(詳細はジルコニアクラウンのページ)
適応:基本的に全ての歯
長所:審美性に優れ、変色しない。比較的強度がある。
短所:かけることがある。長期的予後について、まだはっきりわかっていない。